カバ屋印 マムの素 

 
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軍旗はためく下に2015年01月14日_P1140001
       軍旗はためく下に (中央文庫BIBLIO)


読書家の知人があれこれと
本を紹介してくれます。
偏った読書をしているであろう身としては
素直に勧められた本を読むことにしています。
おかげで
今回もどっさりと本の山。
まだ1冊しか目を通していないのですが、
名著です。
結城昌治さんの「軍旗はためく下に 」。
この作品は世に出たときからとても評判が
高かったうえに、映画化もされたものですが、
当時は結城さんはハードボイルド作家でしたので
敬遠して、そのうち頭のなかからすっかり
消えていた小説です。


第二2次大戦末期の南の島での、5つの悲劇が
おさめられています。
いえ、簡単に悲劇などと言う言葉は使えない・・・・・・。


ーーごく素朴に国を愛し、戦争に勝たねばーーと
思っていた人々が南の島でどういう目に会い
どうやって生き抜いたか。
あるいはどうやって死んでいったか。


非常にリアルに描かれています。


この小説は読んでいて作者が非常に真摯に
物語を紡いでいるのがわかります。
作りごととは思えず、ひずりこまれていく。


あとがきを読んで納得です。
結城昌治さんは東京地方検察庁に事務官の経歴があり
その時、戦犯の恩赦事務に携わる機会があり
膨大な軍法会議の記録を読んだということです。
その時に軍隊の暗部を知った、というわけです。


この本は若い人に是非読んでもらいたいし、
安倍さんや、元首相の中曽根さんの息子さんなど
エリート軍人を身内に持つ偉い人には
是非是非読んで欲しい本です。

あとがきは昭和45年ですが、
「現代の青年に読んで欲しい」と
記載されていました。


*  *  *

「まず、総理から前線へ」
糸井重里氏の32年前のコピーです。
軍旗はためく下に、を読むと
このコピーは重いです!





    


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