北迫薫 *カバ屋印 マムの素
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興福寺南円堂
4月12日~6月2日まで興福寺は
南円堂と北円堂が同時に公開されます。
北円堂は年2回の複数日の公開ということもあり
何度も足を運び運慶作の弥勒菩薩さんに
無著・世親菩薩(むちゃく・せしんぼさつぞう)には
何度もお会いしています。
が、
南円堂は
年1回1日のみ(10月17日)ということもあり
内陣拝観は今回がはじめてです。
胸の振り子がブンブンのマム号です。
この時期は南円堂の右近の橘と
左近の藤がとてもきれで、
藤棚をみると
あ~、この下でビール飲みたいなあと
思ってしまうマム号です。
ついでに言うと
藤棚のある家に住みたいというのが
子供の頃からの夢です。 笑
北円堂
北円堂の弥勒菩薩さんは
運慶の特徴がとてもよくでている
厚みのあるますらお的なお仏像さんです。
この北円堂はご本尊の弥勒さんも有名だけど
インドより来られた
無著・世親菩薩像(むちゃく・せしんぼさつぞう)の
肖像彫刻が有名です。
↑辛気臭いちゃあ辛気臭い。
内面をみごとに表現しているといえばそうともいう。
というみごとな彫刻です。
北円堂は運慶ワールドです。
対して南円堂は
運慶のお父さんである康慶が
手がけたのですが
すばらしい
の一語につきます。
これだけ素晴らしいと
もったいなっくって
年に1日で当然かしらなんて思って
しまいました。
南円堂 本尊不空羂索観音菩薩ざぞう(ふくうけんさくかんのん)
康慶作
おきれいで厳かできらびやか。
光背も宝冠もすごい!
マムは運慶より快慶が好きなのですが
康慶も大ファンになりました。
南円堂は江戸時代に再建されているので
お堂の中もとてもきれいな彩りが残っているうえに
この不空羂索観音さんでしょ。
なんともいえない異空間でした。
北円堂もいいけれど、南円堂の方がマムは好きです。
南円堂に入堂できて、普段は見ることができない
崖下の三重塔が姿を見せています。
マム号は、入場券を2度払って2度、入堂しましたっ。
*詳細は白マムの 南円堂/北円堂 をご覧ください。
4月28日29日見仏足取り
4月27日午後11時30分新宿・高速バス→28日午前6時40分京都着→
五條(五条)栄山寺→京都金戒光明寺(黒谷さん)→京都武徳殿にて合気道
→奈良泊
29日東大寺→興福寺、南円堂・北円堂→生駒山、宝山寺(生駒聖天)→
往馬神社(生駒神社)→京都、西本願寺→午後5時56分新幹線
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