カバ屋印 マムの素 

 
30
 
オオマツヨイグサ

待宵草(マツヨイグサ)は忙しい・・・

夢二によって宵待草(ヨイマチグサ)

と歌われて

太宰に「富士には月見草がよく似合う」

と流布されて・・・



マツヨイグサはその名のとおり

日が沈むころから咲き出して

朝にはしぼんでしまう

北アメリカ原産のはかない花です。



トップの画像は‘オオマツヨイグサ’

です。花の直系は8cmほどで、

みなさんがよくご覧になるのは

‘メマツヨイグサ’で、その二倍ほどの

大きさです。このオオマツヨイグサは

あまり見かけることが出来ないのですが、

なんと吉祥寺の繁華な某所に密生しています。

マムは合気道の帰りはいつもこの

‘オオマツヨイグサ’の脇を

ある歌を口ずさみながら通ります。



♪踊ろうよ~ 踊りましょ~
今宵かぎりのよるだから♪




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「昭和柔侠伝の唄」

あがた森魚&緑魔子

♪ 今宵限りのダンスホール
 あなたのリードでステップ踏めば
 お別れするのに夜会服が
 何とか明日もくうるくると

 おいらめとろのつむぢ旋風
 ソフトハットをなびかせて
 シベリア・ケーキにお茶でも飲んで
 ギンザのキネマに行きたいなナァ

 踊ろうか 踊りましょう
 せめて 今宵限りでも

 あなたなんだかおセンチね
 もうじき外地へお出征しね
 私も最後のパアマネント
 この髪乱して踊りたい

 踊ろうか 踊りましょう
 せめて 今宵限りでも

 今宵かぎりのダンスホール
 扉閉ざせば あすしれぬ
 今風立ちぬ いざ征かん
 あすは 異邦のつむぢ旋風

 踊ろうか 踊りましょう
 どうせ今宵限りぢゃない~♪



オオマツヨイグサ



30年以上前に流行った歌なんですが、

なんとはなしに退廃的な雰囲気が

マッチしているのか、自然と口をついで

歌ってしまいます。







さて、いたって健全な↓

メマツヨイグサ
雌待宵草(メマツヨイグサ)



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昼咲月見草

本来の月見草は白い花なんですよ。

太宰さんったら罪作りですね。

夢二さんも困ったもので、

♪待てど 暮らせどこぬひとを
宵待草(ヨイマチグサ)のやるせなさ♪


と作詞したものの、【マツヨイグサ】が

正しいとわかったものの、すでに流行して

訂正きかず・・・というわけで以来

通り名は‘ヨイマチグサ’。





以外に適当なんですよ~

常識って。





この季節はマムの好きな

野の花、路傍の花が真っ盛りで

嬉しくなっちゃいます。



グ~

なんだかとってもみすぼらしくて
つらそうな(確かにみすぼらしい!)
グレですけれど、徘徊がはじまる
嵐の前の静けさ・・・これは
仮のすがたで騙されてはいけませんぞ
・・・おのおのがた!





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だまされてはなりませぬ村上かるたに!




i062_02.gif  やんちゃな祖母は、おさげにしてる

マム:やんちゃなマムは、辮髪です!
*ハゲてるだけっす。

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25
 
ニワゼキショウ

野に咲く草花が大好きなマムは

時々、子供の頃によく見た

「あの花が見たいなあ」と

思います。この庭石菖も

そう思う花のひとつです。

明治時代に北アメリカより

植物園に研究栽培のため

やってきてひろまったんだ

そうですよ。



子供の頃、小学校の校庭の

すみにポツポツと咲いていた

もので、ちっとも珍しい花では

ありませんが、マムが今現在すむ

M・M市では見られくて・・・。

やっとこさ、このひと株を浄水場の

土手で見つけました。

こういうときに

小さいけれど確かな幸せ、

「小確幸」を感じるわけです。



小確幸といえば、

とっても嬉しい「大確幸」

です。



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レオ0503さんの30000カウプレ

ニアピンにいただいたんですよ♪

早速、大好きな肉じゃがに

しておなかの中におさめちゃいました。

そして舞姫と王子が小さい時に

肌身離さずもっていて、今はマムの

大切なニャンコ先生たちをいれて

枕元においています。

Dsc011751.jpg


これを小確幸なんていったら

バチが当たります!


カウプレって意味がわからなかったんですが
カウントプレゼントの略なんですね。ウフ


レオさんありがとうございます。

ペコリ


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グレはガリガリに痩せちゃったんですが、
ヨロメキ、ひしゃげても、いざってでも
徘徊しています。
ご飯もいっぱい食べるんですよ!



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ガリガリに痩せても村上かるたはやってきます!




i062_02.gif  文句があったらピアノをもってこいよ

イカちゃん曰く:ジャズピアニスト、セロニアス・モンクは
両論賛否のピアニストだそうです。

 
24
 
カラスウリ

からすうりの花は夜から朝にかけて咲きます。

レースのような花びらは夜目にもくっきり

うかびあがり雄花と雌花を結ぶ蛾には

とっても好都合。 秋になる赤い実は

このネットのたまものです。

ケシの花が終わった渋谷へとつづく

井の頭通りの、エンジュの樹にからまって

早い朝ひっそりと咲いています。


からすうり


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さあて、今日はしっかり野暮の花も咲きました!

マムちゃんは実は‘キリギリス’だったのです。

遊んでばっかりの前倒し生活に天罰がくだったのね。



告白すると、今日は調理師の試験を受けにいったわけ

です。本一冊丸暗記なわけだけれど、今回ほど

マムはマムの老人力の強さを思い知ったことはありません

でした。なんかい本を読んでも新鮮なの。つまり

ちっとも記憶に残らないの・・・日々是新なわけ。

年若い知人はちゃんと一ヶ月以上前から勉強してい

るのにマムは調理師試験をスゴ~ク甘くみて

いました。



去年受けて合格した姪っ子が

「マムちゃん、すごい難しいよ。友達は

みんな落ちたんだよ」と言っていましたっけ。

ハイ、姪っ子よ。

マムちゃんも落ちました!



野暮の花を咲かせたマムですが、

笑えることにも遭遇。

試験会場に行く電車の隣りに座った

男の子の会話再現。

男1「あいだみつをがさあ・・・」

男2「あいだみつを? 県知事かなんか?」



わかんなくってもいいさあ

だってにんげんだもの・・・。




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グーちゃん17才と5ヶ月



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落ちこんでも村上かるたをやりましょう。




i062_02.gif  目隠しされ「マイ・ウェイ」を歌わされた

マム:何度でも言いますっ。春リンはすんごい作家なんです。

 
20
 
室生寺にて

室生寺奥の院に至る長くて急な階段脇の

古木のうろに生命が息吹いていました。

ただそれだけのことなのですが・・・。



マムちゃん、ちょっと野暮用にて

25日月曜日まで

パソコンoffです。

お世話になっている皆様の

ところにもお邪魔しません。

何卒マムちゃんのこと

忘れないでくださいね。

もしかしたら、「野暮用」

のことご報告するやもしれず!



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ちょっとお休みだけど村上かるた




i062_02.gif  無形文化財は透明人間

マム:なんだかなあ~~。



 
18
 
薬師寺 講堂前にて‘よさこいソーラン祭’




14時45分室生寺よりバスに乗る。

にっくき関西弁を操るおばちゃんも一緒。

マムは往復2400円。おばちゃんは540円。

ったくさ! と、粘着質なマム。

たった10分の乗車ですが、山の中にて急カーブ

が多いこと。でカーブきって直線にでたら

3台前の乗用車が、亀みたいに冗談抜きで

みごとにひっくりかえってて・・・。

身勝手だけど、「まずっ! 帰りの新幹線

にのれなかったら・・・」と心配するも

あっという間に解消。

前の車、葬儀場送迎ワゴン車から喪服の

黒スーツのおじちゃんたちがドヤドヤと

出てきて、「せえの~」で、なんと元に

もどしちゃったのです。それでなにごとも

なかったようにまた、ドヤドヤと乗って

ハッシャオーライでしたっ。おみごと!

すっすごすぎ!



15時17分の電車に余裕で乗れていう

ことなし!  この電車を待つことたった

10分の間もマムはたのしゅうございました。

ホームの長椅子の夫婦もん(?)が

耳垢のとりっこをはじめたのでした。

きちんと座ったまま相手の方をむいて

とるんだけど、オジさんが「アイタタタ」

なんていうとオバさんが「カンニン」なんぞ

といい、オバさんが「いっぱいはいっとるなあ」

というと、オジ(さんはもう省略)が、なんと

「お前のためにとっといたんや」だと。

勝手にしくされ!デス。

夫婦じゃないのかなあ

オバが耳掻きにたまった耳垢を

ふっ~って口で吹いてそこいらに

散らすのがマムんとこに飛んでくる

のには閉口しましたが。

なんだか、会う人、起こる事、

まるで大阪ハムレット(1)の世界でした!




こんなこと書くからちっとも前に進まない

のですね。一路奈良へと向うつもりが

時間に余裕があるので急遽、「西の京」にて

下車。ここには駅から1分の薬師寺、

5分の唐招提寺があります。

どちらにするか? 

そりゃあ1分の薬師寺さん

です。下りたらすぐですもの。


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中門より玄奘三蔵院も見る



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玄奘三蔵院


ここでは平山郁夫画伯の大唐西域壁画

を見ることができました。

この時期は拝観料800円です。

普段は500円ね。

唐招提寺の東山魁夷に

薬師寺の平山郁夫は

好一対ですね。

マムの評はここでは封印! 
マムは秋野不矩(あきのふく)さんが
好きとだけ言っておきます。




修学旅行の集合写真でしょうか?

本堂の方から、整列の号令が

怒号となって聞こえてきます。

????





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堂々たる金堂です。ひとよんで

「竜宮造り」と申します。

ここには本尊の薬師如来坐像が安置されて

います。有名な‘仏足跡’もここにあるの

ですが、同じスペースに岡本太郎作めいた

金色のとげとげのついたオブジェが安置

されていました。 ?????

「なあんざんしょっ」と近寄ると、

‘石井竜也 作’でした。

なんだかなあ・・・・!?

薬師寺さんは斬新なつもり
なんだろうなあ!
ちょっと違ってないかな
数百年後、石井氏は運慶快慶
同列扱いになる可能性大!




釈然としないままウロウロして

いるといきないり

♪ヤーレンソーレン♪とソーラン節が

大音量で聞こえてきました。

エ~、驚いてばかりのマム。

なんと境内で‘よさこいソーラン祭’

の踊りがはじまったのです。

整列の怒号はコレだったのですね。


講堂前
トップの写真参照



薬師如来を静かに拝観している夫婦が

顔を見合わせマムも驚いた・・・。



‘よさこいソーラン’の演者は

一生懸命で一糸乱れぬ踊りには

それはみごとで迫力ありました。

6月6日~10日まで北海道で

‘よさこいソーラン祭’が開催

されたことはyumitanpeさん

のブログでのちに知りました。

薬師寺の境内で踊ったことはきっと

一生の思い出になる栄えあること

であったでしょうね。



薬師寺さんにはマムが子供の頃

高田後胤さん(のちに管主様に

なられました)という名物僧侶が

おられておもしろおかしく説法

をされて修学旅行の人気者でした。

当時から薬師寺さんは

「現代に生きる薬師寺」を模索

されていたように思います。

西塔ができて本当にお喜びだった

と思いますよ。



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東塔 金堂 西塔


薬師寺西塔再建に関してはとてもよい

ウェブがあるので興味のある方は

コチラをごらんくださいね。



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美術評論家のフェノロサは↑東塔のことを

「凍れる音楽」と称しました。

段ごとに違う裳階(もこし)は強弱が

あってたしかにリズミカルです。





もうとっくに閉門の時間です。

期せずして下車したのですが

とておもしろかったです。

さあて、奈良駅へもどりましょう。

と、15分後には奈良駅です。

まだ京都行特急には充分時間があります。

で、で、で!

意を決して昨夜行き損ねた

お好み焼きや「おかる」の暖簾を

くぐっちゃったわけです。

「ひとりですけど、いいですか?」

との問いに気持ちよく「どうぞ~」

の答え。 安心しました。

ひとりで鉄板一枚占領するのは

悪いなあと気がひけていたのです。

杞憂でした。

で、即「ナマ!」です。

ゴクゴクゴク・・・うまい!

で、心配事が!  マムはお好み焼きを

鉄板を前にして食べるのは20年いや

30年ぶりかしら?

ちゃんと焼ける自信なし! オドオド。

したらね、「大丈夫ですよ、お食べになれる

直前までやりますから」とのこと。 ホッ。

食べ残すと申し訳ないので、

プチセットとやらを頼んでしまい

残念・・・足りませんでした。

熱々のお好み焼きにビールは

ぴったしね♪ 完全にオヤジなマム

・・・オヤマムです。


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向いのテーブルの明石焼も

おいしそうだし、と腹八分だけれど

気持ちよく京都行きの特急に乗った

マムでした。



そうだ、夜の近鉄奈良線は素敵よ~。

乗ってすぐに京都に向って左手を見てね!

ライトアップされた朱雀門

とてもきれいに見えますよ。

奈良のしめくくりはこれですよっ。




余裕のマムは20時30分の

新幹線に乗って東京へと気持ちよ~く

気持ちよーく・・・・・・

ょっと、まちんさい!

マムちゃん、あなた、お土産の

包み四箱どこに置いてきたの!!!!

わわわわゎ~




以上 これにて

奈良漬けの巻はお仕舞いですぅ

ペコリ。




銅造仏頭(旧山田寺講堂本尊

どうかわたくしのことを忘れないで

ください。デカ頭の山田ピンコいえいえ

旧山田寺講堂本尊の銅造仏頭でございます。

サヨウナラ~ お名残おしゅうございます~~~~






みなさま

ながながとお付き合いくださって

ありがとうございます。

6月2日(土)~3日(日)の

短い1泊2日の旅でしたが

とても楽しかったです。

もういちど、

ありがとうございました。

ペコリ


奈良漬け! その1
その2・興福寺
その3・東大寺大仏殿
その4・戒壇院
その5・二月堂(観音堂)
その6・三月堂(法華堂)と四月堂(三昧堂)
その7・ささやきの古径から志賀直哉旧居
その8・奈良の町を散策
その9・夜の興福寺
その10・朝の二月堂
その11・隠れ家と猿沢の池
その12・室生寺(上)
その13・室生寺(下)
その14・薬師寺にておわかれ


■himekyonさんところできれいな「いわたばこ」がみれますよ■
 
17
 
軍荼利明王


のっけからグチです!

アップ寸前だったこの「下」を

なんと削除してしまいました。

もう気を失いそうなマムです。

また一からやり直し・・・。

ウゥー、気いとりもどせない。



と、トリプルパンチのマムです。

満身創痍ですがまいりましょう。



言葉も文字も失せたマムちゃんです。

しばし室生の景観をお楽しみ下さい。

そのうち気をとりもどすと思います。



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仁王門



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天神拝所



金堂
十一面観音菩薩立像安置の金堂



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修復された五重塔


逃した魚は大きいといいますが、

消えたブログもバッチ大きいです・・・。

はあぁ。



金堂の十一面菩薩さまはふくよかにして

唇、紅くなまめかしさをたたえる

お方です。首から胸元を飾る首飾りは

精巧で、衣は軽く透けているような

感さえします。が、安置された金堂内は

薄暗くよく見えないのが実状です。

写真集にて確認してしまいました。

お寺めぐりにオペラグラスは必須ですね。



撮ったはずの弥勒堂の画像がみつからず

最悪なことつづきです!

載せられませんでしたが、ここにおわす

弥勒さんの気高いこと。


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室生寺出版写真集より





室生山にくりひろがるこの寺はアップダウンが

大きく、おばちゃん連のかまびしいこと!


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「もうだめ」、「また階段」、「もうやめとこ」

などなど。でもせっかくだもの、奥の院まで

いきましょうよ。

さすがにデカ山田ピンコはむりですね。

転がり落ちでもしたら、さあ大変!


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石段の左右には石仏やら


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目立たないけれど、可憐な花が咲いていて

ちっとも「きつい」なんてことは感じません。


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石段の脇にしゃがみ写真を撮っていると

必ず息せききったオジさんオバちゃんが

「なにがあるの?」とよってきます。

そしてそれが花だとわかった途端に

なあんだとこれみよがしにがっかり!


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こんなにカワイイのに、なあ。



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なにか、こう、あついものを感じますね。

いたるところに小石が積み上げてあるのですよ。


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奥の院が見えてきましたよ。オバちゃん。

そういえばマムも立派なオバちゃんです!


弘法大師をまつる御影堂と舞台造の常燈堂

から奥の院は成り立っています。




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どうしてこんなところにまでイタズラ書きするのやら。



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↓この石造露盤宝珠は多分いちばん高いところに

建てられているんじゃないでしょうか。

マムはガシガシ登って拝みにいきます。

だあれも気がつかないの。

もったいないことです。

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石造露盤宝珠




さあてもどりましょう。


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室生山に登った気分になってもらえましたか?


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室生の塔をもう一度ふりかえりつつ

トップに掲げた「軍荼利明王」さんにご挨拶。

天神さんの拝所脇に明王さんはおらっしゃいます。

ここもだあれも気がつきません。

みなさん気がついてくださ~い。


軍茶利明王





テクテクまたもマムは歩き出します。

さあ、「室生龍穴神社」にいきましょう。

室生寺より徒歩15分くらいかしら。

お寺とこの神社はじつは1セットです。

室生寺の鎮守さまが雨を降らす龍がすむ

という龍穴神社です。

テクテク15分以上歩いたきぶんです。

川沿いの道を時々車が通りますが、

人っ子ひとり出会いません。

ちと恐いです。ささやきの小径より

かなり恐いです。


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はい、祈雨の霊験あらたかな桓武天皇の

御世より崇敬された「室生龍穴神社」です。

このお社の裏手の山の川沿いに龍がすむ

祠がいまもあるとのことで、本当は

そこまで行くつもりだったのですが、

いくらマムでも危険信号がピコピコなり

だして・・・踵をかえしたのでした。

ちょっと今も後悔しています。


室生龍穴神社


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お灯明だけあげてまいったのですが、

だれか先にあげた人の小さくなったロウソクを

見ると、‘ささやきの小径’でカラスをみた時の

ような恐さがふきでて、大慌てで神社をあとに

する意気地なしのマムだったのです。



帰りは14時45分のバス、400円にて

室生大野口へ到着。

バスの中にはあの「上」に登場のにっくき

オバちゃんが乗っておられましたことを

明記しておきましょう。



この項これにておしまい、デッス。

っか~し、

奈良漬けはまだ終わりません!



奈良漬け! その1
その2・興福寺
その3・東大寺大仏殿
その4・戒壇院
その5・二月堂(観音堂)
その6・三月堂(法華堂)と四月堂(三昧堂)
その7・ささやきの古径から志賀直哉旧居
その8・奈良の町を散策
その9・夜の興福寺
その10・朝の二月堂
その11・隠れ家と猿沢の池
その12・室生寺(上)
その13・室生寺(下)
その14・薬師寺にておわかれ




 
16
 
室生寺 奥の院

-- 室生寺 (上) --

6月2日(土曜日)~3日(日曜日)に

かけてのたかだか1泊2日の奈良行きが

こんなに長い長いものになってしまい

ごめんなさい。 ペコリです。

その上、この室生もとっても長いので

上下にわけちゃいますね。

ペコリ。



この奈良行きでマムが1番楽しみにして

いたのは興福寺の乾湿八部衆立像拝観ですが

同じくらい心はやらせたのは‘赤目四十八滝’

に行くことでした。



旅行前に、2日目を秋篠寺に行くか室生寺にいくか

決めかねて地図をみていたら、室生口大野駅の

となりに「赤目」という駅名があるではありませんか!

もしやと思い目をずらすとなんと「赤目四十八滝」の

文字が。 この地名、マムは創作とばかり思っていま

したのでちょっとアングリしてから喜びが徐々にわいて

きました・・・そうだ、室生に行って、なおかつ

赤目に行こう・・・と、あいなったわけです。

で、なぜ 「赤目」っていいますとね、

ウフ・・・ここで、またもや、文学のお話に。



車谷長吉(くるまたにちょうきつ)さんという

作家がいます。それはそれは性格に問題ありの

業腹な私小説作家です。

エッセイなんて実名でお世話になった方々や、

友人への罵詈雑言がでてきちゃいます。

困ったちゃんですが、濃密な文体や言葉はまるで

憑かれた言霊のよう。仏教説話さえ感じます。

行間からあふれでる業。ストーリーの

巧みさ。マムの好きな作家のひとりなんです。

その彼が直木賞を受賞したのが

「赤目四十八瀧心中未遂」

という作品なのです。

受賞時に、直木賞ではなく芥川賞ではと

いわれたのは分類的に純文学だからです。

いずれせよ非常に評価の高い作品です。

寺島しのぶさん主演で映画にもなりましたので

ご存知のかたもおいでと思います。

実はとても暗い作品なんです。

落ちるとこまで落ちる・・・

都落ちした先で、もつ焼きの肉を

串刺しにするバイトで糊口をしのぐ「わたし」と

「迦陵頻伽の刺青が背中一面にある女」

との情念と業の話なわけです。

もう一度いうけれど、暗いんだなあ、これが。

行間から串焼きの臓物の臭いが漂うようです。

「うちを連れて逃げてッ」・・・

二人は、赤目四十八滝に心中に

向かうんですが・・・

題名どおり未遂となるわけで、

最後のシーンで電車が動き出す・・・

救いを感じる瞬間です。

きゃ~マムも同じ電車にのって赤目にいける!


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てなわけでまず室生におりたわけです。

ワクワクどきどきね。 ところがよっ、

マムのスケジュール調整的には絶対OKなのに

駅員さんが「絶対に無理!帰りの新幹線に

間に合いません」と断言!

それはそれはきっぱり。

ショックでした・・・けどプロに断言されたら

仕方ありません。



気持ちをパッキン~と入れ替えましょう!



それで駅前のロータリーにでました。

シ~ン。観光客はマムとおばちゃん一人。

で、そのおばちゃんがマムに言いました。

バスは1時間後だから一緒にタクシーに

のりましょうと。ありがたやありがたや、

乗ること10分弱。



車にのって1、2分、進行方向右手を

凝視してね!宇陀川の岸壁に線刻された

磨崖仏が見えますよ。



さて乗合タクシーの件ですが、

料金、忘れもしません、

2140円。お札をだしたマムが2000円、

小銭をだしたおばちゃんが140円を支払い

タクシーを降りました。

さて精算をばと思う間もなくおばちゃんは

「さよなら」とスタコラ朱塗りの太鼓橋を

渡っていっちゃたではありませんか!

しんじられな~い!

関西弁を操るおばちゃんでした。

もう一度ユイマス。

関西弁を操るおばちゃんですっ。


女人高野
関西弁のおばちゃんにあらず

のっけからWパンチですっ。

おごってもらったと勘違いしたのなら

「ありがとう」とユイマスよねえ・・・。

うーぅー・・・。

さ、再度気持ちをかえて

女人高野はよはいりましょ。

が、ちょっと待ったあ!

室生寺といえば土門拳さんの写真が

有名ですが、今も、土門さんが宿泊された

旅館が営業しているんですよ。


Dsc_01181.jpg

雪の室生寺を撮るため、雪が降るのを

ずっと待っておいでだったのは

有名な話です。



ながながと紆余曲折、

お待たせいたしました。

室生寺 表門です。

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やっとたどりついたんですが、

□ お疲れさまです このあと、(下)へとつづく 


奈良漬け! その1
その2・興福寺
その3・東大寺大仏殿
その4・戒壇院
その5・二月堂(観音堂)
その6・三月堂(法華堂)と四月堂(三昧堂)
その7・ささやきの古径から志賀直哉旧居
その8・奈良の町を散策
その9・夜の興福寺
その10・朝の二月堂
その11・隠れ家と猿沢の池
その12・室生寺(上)
その13・室生寺(下)
その14・薬師寺にておわかれ


 
15
 
マムの隠れ家より空を見上げる

正直に言いますと、奈良漬けにマムは

飽きちゃいました。白菜の浅漬けが

食べたい今日この頃です。

が、とにもかくにも進みましょう。

もう少しの辛抱です。



マムの隠れ家というかお気に入りの

場所は、苔むした石垣に囲まれた6畳ほどの

空間です。そこにはお不動さんがまつられて

います。(勿論、東大寺内ね♪)


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今まで誰一人ともあったことはありません。

天空から涌き水が降りそそぎ辺り一面

苔むしています。空気は冷たく静かです。


Dsc_02971.jpg


↑この画像の真ん中の奥に見にくいですが

張り出した岩があります。

マムはいつもここに座っておにぎりをかぶり

つくのが習慣となっています。

今日は、昨日ぶらりと入った‘ふく勝’で

結んでもらった焼きおにぎりを頬張ってい

ます。なんにも考えず、誰にも邪魔されない

至福のときです。

その場所は、↓この近くにあります。


Dsc_03071.jpg


マムのあまり人には知られたくない

‘隠れ家’を紹介してやっと東大寺さん

から先にすすもことにしましょう。

いかがでしたか、東大寺は?

正倉院も東大寺図書館も

ご案内していませんが、見所満載

でしょ。「東大寺が好き」と言いきる

マムをダサ~イなんて思わないで

くださいね。興福寺ともども

お見知りおきを!


銅造仏頭(旧山田寺講堂本尊


山田ともども、宜しくお願い

いたしますぅ~。



さあて、これからどこへ行くか!

2時間かけて室生寺そして赤目四十八滝へ

まいりましょう。



っと、その前に猿沢の池をとおるついでに

ちょっと文学をば!



猿沢の池


猿沢の池は興福寺のまん前に位置するといって

よいでしょう。

‘小さなどぶ色’の池といってよいでしょう。

けれどもこの池は‘芥川龍之介’の掌編、

「竜」の大切な役どころとして出てくるのですよ。



興福寺の僧侶が、‘3月3日にこの猿沢の池より

竜が天空に昇る’というでまかせの札をたてる

わけです。それを見た人々が日をおってあつまり

、その中にはやんごとなきお方や諸国よりも人が

上ってくるわけです。

・・・おあとはどうぞお読みくださいね。

新潮文庫の地獄変改版におさめられています。



ここでマムが言いたいのは、芥川の‘竜’

の出典は今昔物語です。平安末期に編まれた

といわれるこの物語にこの猿沢の池は登場

するのです。

興福寺があり東大寺がある、この池のまわりは

往時はどんなに賑わいでいたのしょうね。

牛車がいきかい物売りがおり、僧侶がいきかった、

そして人々が竜がすんでいるらむと思うほどの

謎めきがあったのでしょうね。





文学やら歴史やらしゃらくさいのですけれど

知っていてマイナスになることはありません。

知っているといっそう楽しいものですよ。




さて、奈良公園にさよならをして、

近鉄奈良線を乗り換え乗り換えして

室生の里へ行きますよお。


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奈良漬け! その1
その2・興福寺
その3・東大寺大仏殿
その4・戒壇院
その5・二月堂(観音堂)
その6・三月堂(法華堂)と四月堂(三昧堂)
その7・ささやきの古径から志賀直哉旧居
その8・奈良の町を散策
その9・夜の興福寺
その10・朝の二月堂




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朝もはよから村上かるた




i062_02.gif  参るぞ、でべそ

マム:参るぞ、室生へ!






 
14
 
朝の二月堂(観音堂)よりの展望



嬉しいことに東大寺は朝7時30分に

開場です。興福寺の境内を抜け

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興福寺のお堂にて熱心に手を合わせる若い女性


東大寺の参道をとおります。

開店準備をはじめる出店や

すっかり準備を整えた店と

人のあまりいないこの時間は


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嵐の前の静けさといった感があります。



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朝の東大寺は、黒の衣を着た若いお坊様が

足早に歩く姿がここかしこに見られます。

マムも二月堂へといそぎます。


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今朝はお水取りの松明がのぼる階段から二月堂へ

と入ります。


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朝の二月堂は奈良の町に住む人々の姿が

見られます。


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↑この男性はテープがうめこまれた

お人形とお話しながら堂内を歩き

まわっているんですよ。



朝の二月堂は観光客の姿がなくて

日中とは違った顔を見せます。

マムは朝の二月堂が大好きです。



次はマムの隠れ家をお教えしますね♪





奈良漬け! その1
その2・興福寺
その3・東大寺大仏殿
その4・戒壇院
その5・二月堂(観音堂)
その6・三月堂(法華堂)と四月堂(三昧堂)
その7・ささやきの古径から志賀直哉旧居
その8・奈良の町を散策
その9・夜の興福寺
その10・朝の二月堂
その11・隠れ家と猿沢の池
その12・室生寺(上)
その13・室生寺(下)
その14・薬師寺にておわかれ




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朝もはよから村上かるた




i062_02.gif  ホットケーキのおかわりも三度まで

マム:つまんないの!






 
12
 
地元の人たちがお参りにやってきます



昼の興福寺は観光客で賑わいますが、

夜は地元の人たちが子供連で

手をあわせにやってきます。

勿論、五重の塔のライトアップにひかれて

観光客も三々五々に集まりだして

昼間とは違った顔を見せます。


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↑この写真を撮る前も犬連れの女性が手を

あわせ熱心になにかを拝んでいました。

シャッターをきるのがはばかれました!




南円堂
南円堂


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↑南円堂のとなりのお堂でも熱心に

手をあわせてお唱えをあげている老女が

いたのですよ。



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↓納所(なっしょ)さんがずっとずーっと

熊手ぼうきで境内をはいておいでです。

「夜じゅう、なさるんですか?」という問いに

「半分だけやって朝もう半分やります」と

快活な声で返事をくださいました。


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五重塔のまわりには人も集まりますが

鹿もたくさんやってきます。


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夜の興福寺


五重塔はライトアップで昼とは全く

違う顔を見せます。


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マムはほんのひとときですがいしずえに大の字に

寝転がってウツラウツラしてしまいました。

薄ぼんやり五重塔が見えては消えて幽玄な

世界を味わいました。奈良の夜の醍醐味ね!

はしたないというお叱りは
甘んじてうけますっ。


山田ピン子はここにはいません♪

おねむの時間で国宝館です。


銅造仏頭(旧山田寺講堂本尊


なんとはなしにうすら寒くて酔いも

冷めだしてまいりました。

そろそろホテルにもどりましょう。

明日は7時30分、朝の二月堂に

まいります!


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夜店のおばちゃんたちも帰り支度に

大忙しで、マムはマムでちょっとピンぼけ

ゆれるまなこで猿沢の池を散歩しながら

ホテルへ向います。

明日は早いですよ~。



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奈良漬け! その1
その2・興福寺
その3・東大寺大仏殿
その4・戒壇院
その5・二月堂(観音堂)
その6・三月堂(法華堂)と四月堂(三昧堂)
その7・ささやきの古径から志賀直哉旧居
その8・奈良の町を散策
その9・夜の興福寺
その10・朝の二月堂
その11・隠れ家と猿沢の池
その12・室生寺(上)
その13・室生寺(下)
その14・薬師寺にておわかれ


■himekyonさんのブログにいったら
シロヤシオと幽玄な自然に出会えますよ■



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どうでもいいけど村上かるた




i062_02.gif  へんくつな靴屋、皮肉屋の肉屋

マム:へんくつなイカちゃん、皮肉屋のマム!






 
11
 
奈良町 町家


馬鹿なんて怒鳴ったら頭上に

睦みあうカラスがいて、

神の使い‘八咫烏(やたがらす)’?

・・・ワ~ 

‘ささやきの古径’を転がるように

かけ下りたマムですっ。



でね、‘ささやきの小径’をみてくれた

ブログ友達から情報が届きました。


ブログ友達ちゃんは‘ささやきの古径’で

友人と2人だったというのに

「恐い男の人にであった」とのこと。


だからみんなマムの真似をしちゃだめよ!



さあて、

高畑にでたマムは古い町並みで知られる

‘奈良町’へとまっすぐズンズン歩きます。

もし時間があれば、新薬師寺や奈良市写真美術館

はすぐ近くにあるので見たらいいかも。

写真館には土門拳さんと対照的な写真家

入江泰吉さんの写真がたくさん展示されて

いますし、写真館は今ときめく黒川紀章さん

設計ですよ(笑)。

しかし若尾文子さんはどうしちゃったんでしょう。
マムはこの女優さん、好きなんですけどねえ。



町家


町家


手入のいきとどいた格子が美しい町家が

目につく‘奈良町’は元興寺さんの敷地だった

そうです。勿論、元興寺さんは今も姿をとどめた

いますが、マムちゃんタイムオーバー門前払いです。



町をふらふら歩いていて気がついたんでけど、

ホントにお腹すいて
文字通りフラフラよ!


「お好み焼きやさん」が、多いのねぇ。

気になって何度も入ろうとしたんだけど、

いかにも地元のオジオバヤンキーが

たむろしているような感じだし

カラオケとかはじまりそうで

もひとつ足が向かないのね。

でまた、テクテクフラフラ。

と、小奇麗な割烹ののれんがヒラヒラ。

もう吸い込まれてしまいました!

「ひとりだけどいいですか?」と問うと、

「どうぞ」と感じのよい返事に、

マムはもうカウンターに座っちゃって、

言葉が出ちゃってました!

「生」。もちろんナマって読んでね。



オヤジ街道まっしぐらのマムです。

ご批判は甘んじておうけいたします。

このお店が大当たりで、抹茶塩でいただく

天麩羅にコンニャクの甘辛煮がとてもおいしく

てご自慢のうどん(ザル)も極太のシコシコ

でマム大満足。

ジョッキはあっというまに飲みほして、

だって、体中にシュワシュワと沁みこんで

いくんだもの。で、和歌山の「黒牛」と

いう日本酒を冷で1合いただきました。

名前のとおり骨太のしっかりとした味の

日本酒でした。フルーティーさのかけらもない

これぞ日本酒で、マムちゃん大喜び。

日本酒はこうでなくっちゃあと、完全に

田舎の親父です。

カウンターのご主人は、おしゃべりさんじゃなくて

マムをほっといてくれるのでゆっくりできて

ひと安心。おしゃべりだとマムが気をつかうことに

なりますものね。

持ちかえりに、焼きおにぎりを2こ結んでもらって

ご馳走様! で、2500円しなかったなあ。

‘ふく勝’といいます。奈良のマムの台所指定決定。



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近鉄奈良駅にもどりコインロッカーに

いれた荷物をとってホテルへ。

ウフフ体制をととのえて

またも夜の町を散策。


アーケード


興福寺に隣接するアーケード街はほどよく

賑わって心地よいです。


1


このアーケード街にもお好み焼きやさんが

あって、心ひかれるのね~。

特に「おかる」というお店が賑わっていて

マムも入っていきたいな~なんて思いつつも

決心がつかず二度通りすぎて、

ライトアップされた夜の興福寺へとまいり

ます! アーケード内に興福寺の階段が

あるんですよ。↓

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ライトアップ



奈良漬け! その1
その2・興福寺
その3・東大寺大仏殿
その4・戒壇院
その5・二月堂(観音堂)
その6・三月堂(法華堂)と四月堂(三昧堂)
その7・ささやきの古径から志賀直哉旧居
その8・奈良の町を散策
その9・夜の興福寺
その10・朝の二月堂
その11・隠れ家と猿沢の池
その12・室生寺(上)
その13・室生寺(下)
その14・薬師寺にておわかれ





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お好み焼き食べたいけれど村上かるた




i062_02.gif  ふうふう吹いても、いっこうに収まりません

マム:イラストは見せられません!

 
10
 
春日大社の杜 ささやきの小径(正式名 禰宜の道)




東大寺三昧堂、拝観後、手向山八幡を

通りぬけ急ぎ足で春日の杜にはいります。

興福寺東の国道169号はすぐそこというのに

杜にはいった途端、いっさいの音は遮断

されます。 手付かずの緑がかさなりあうために

空気はしんとして冷気を含みます。

つい神の山のもつ神秘性を考えてしまいます。


春日大社の杜


東大寺のすべてのお堂および春日大社は

この季節は17時には閉門です。

なのにもう夕刻6時。春日大社の参道には

誰もいません。  まずいな~。


春日大社


写真の空はまだ明るい色にみえますが、

実際は暮れなずんでいます。

人がいないのは怖いけれど、いきなり人が

でてくるのはもっとこわいよ~

と、腰がひけるマムです。



ささやきの小径は正式には‘禰宜の道’

といいます。これはマムの推論ですが、

春日大社におつとめの禰宜さんたちが

町に出るための近道としておつかいに

なったのではないでしょうか。

ささやきの小径は‘春日大社二の鳥居’手前

右手の小道が入り口となります。



ささやきの小道へ


時間が遅いということもありマムちゃんは

‘神さまの散歩道’とも例えられる、

この道に五感を研ぎ澄ますというより、

早くとおりぬけようという気持ち

ばかりがわきおこります。

この小径はゆっくり歩いて10分弱の

短さです・・・が、とっても長く感じて


ささやきの小径


山田~ ついてきてるかー いるかあぁあああぁ!

銅造仏頭(旧山田寺講堂本尊

♪そこに わたしは いません 死んでんなんか いません~♪

~千のか~ぜ~に~♪


ちがうでしょっ!

そこへ、ガサガサという音がして

ビエ~



ささやきの小径


あ~驚かせるんじゃない!

バカっていいました。
神さんに向って。


と、怒って樹々をみあげると


睦みあう鴉


睦みあうカラスがいて・・・

なぜだか、体全体に鳥肌がたって

急に恐ろしさがこみ上げてきて

マムはいっきに走りだしたのでした。

下り道をかけおりるとそこは高畑です。

目のまえは、白樺派の‘志賀直哉の旧居’です。

17時までに行けば見学可能です。



旧志賀直哉邸
志賀直哉旧居


杜をでるとそこは下界! 

いわゆる高級住宅街です。

志賀邸と平行して続く土塀の向こうは

‘たかばたけ茶論(サロン)’という

ティーガーデンで昔から文人が

お茶を飲みながら議論したところです。

勿論、現在も営業しています。


高畑茶論
たかばたけ茶論


この土塀の道を抜け右にず~っとず~っと

行けば、昔の風情の残る‘奈良町’

に至るわけであります。

疲れたし、お腹ペコペコのマムであります。





ヴィータちゃんよりの情報

若い頃「ささやきの小径」を友人2人と通り

抜けたヴィータちゃんはとても怖い殿方に

出会ったそうです。だからマムのような

無謀なことはしてはいけません!






奈良漬け! その1
その2・興福寺
その3・東大寺大仏殿
その4・戒壇院
その5・二月堂(観音堂)
その6・三月堂(法華堂)と四月堂(三昧堂)
その7・ささやきの古径から志賀直哉旧居
その8・奈良の町を散策
その9・夜の興福寺
その10・朝の二月堂
その11・隠れ家と猿沢の池
その12・室生寺(上)
その13・室生寺(下)
その14・薬師寺にておわかれ




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もう行き倒れになりそだけど村上かるた




i062_02.gif  非常口はあっち、そこは下駄箱

マム:マムはもうどうでもよくなった

カプ作:ひえぇぇぇっ!と杜の木霊に腰抜かす。




 
10
 
三月堂(正式名 法華堂)





二月堂と同じエリアに三月堂と四月堂

はあるんですよ。ところが、悲しいことに

せっかくここまで来たというのに二月堂

どまりの観光客がなんと多いことか!

・・・おかげで静かにみることができる

のですが。ウフ♪


二月堂裏手



ざくろの花




二月堂裏手に咲くざくろの花の緋色

のきれいなこと。白壁にとてもあいます。

ざくろと甍はとてもあいます。

たわわに実るざくろも風情があって

また、そのころ フラリと訪れたく

なっちゃいます。



ちょっと速足で散策しながら

ようやく東大寺の白眉、真打の

法華堂にやってきました。


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このお堂は東大寺最古のもので

天平時代の建物と鎌倉時代の建物の

ふたつよりなりたっている

優美にして強い、感銘をうける

名建築です。

マムはここで大きな失態を犯しています。
この法華堂は側面より写真を撮った方が
建物の構造、よさがでるのです。
マムは正面から撮ってしまいました。
ペコリ。


派手な幡(バン)ひとつない法華堂その中は薄暗く

静かです。ところが目をこらすと中央にはご本尊の

‘不空羂索観音立像(ふくうけんさくかんのんりつぞう)’

がお立ちでその脇には日光・月光菩薩さまがおられます。

このお堂には16体の仏像が所せましとおさめられており

そのうちの12体は国宝。14体が天平時代のものなのです。



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国宝
重要文化財


堂内は撮影禁止ですので画像がないのが

残念ですが、それはみごとな仏さまの世界です。



実はマムは2002年に開催された

奈良博‘東大寺大仏開眼1250年’

にいき、明るい館内にて膨大な宝物を

目の当たりにすることができました。

表情のこまやかなところから二の腕や

ふくらはぎの静脈の浮き出た緊迫感、

細工の精巧さに惑わされたのをよく覚えて

います。





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不空羂索観音立像


像高3メートル60センチもおありになる

‘不空羂索観音さま(ふくうけんさくかんのん)’は

まよえる者をどこまでも救いに赴かれるお方で

端正なお顔だちには力強さが加わり、合掌された

手には水晶玉がはさまてれいます。

そして頭上には二万数千個におよぶという

色とりどりの宝玉でかざられた冠をいただいて

おいでです。

不空羂索観音立像(ふくうけんさくかんのんりつぞう)冠
宝冠


日光菩薩
日光菩薩


実は中学生の頃、日光・月光菩薩さま

に恋をしてしまい、今もとっても慕っている

んですよ。

高校の修学旅行で思いがけず(どこにおいでかわから

なっかったんです・・・pcなき時代ですから)

お会い出来て以来、この法華堂びいきがつづいて 

います(笑)。

法華堂の日光・月光菩薩さまは

とてもシンプルです。

ふくよかでお優しいお顔。

うすぎぬのような衣のドレープは

今にも風にそよぎそうです。

さわると、あたたかみさえ感じそうです。

薄暗い堂内にボワリと浮かぶ二体です。


執金剛神立像(しゅこんごうしんりつぞう)
執金剛神立像(しゅこんごうしんりつぞう)

すごい迫力でせまってくるでしょっ!

‘執金剛神立像’。仏敵より人々を守ろう

となさるお顔の形相の怖さもさることながら

写真には写っていませんが腕の脈が今にも

波打つような描写。天平彫刻の傑作といわれて

います。この像は秘仏で‘不空羂索観音立像’の

背の厨子に普段は安置されています。

1年に1回、12月16日のみ公開ですよ。



金剛力士はおいでだは、梵天・帝釈天、

四天王、吉祥天・・・と、もう

オールスター揃い踏み。

それが法華堂です。

・・・どうだ

まいったか!

ハイまいりました。
マムはもうクタクタです。




誰ひとり来ぬ法華堂でマムは腑抜け

になりながらヨロヨロと外にでたのでした。

がんばれマムちゃん! ホレ 目の前が

四月堂だでよっ。


三昧堂(四月堂)
四月堂(正式名 三昧堂)


ちいさくてかわいいお堂は法華堂の

まん前にありますが、もうみんな

まるで無視!

ここにはとてもチャーミングな

白象にのられた‘普賢菩薩’が

ちいさな厨子のなかにおさめられて

いて、納所(なっしょ)さんが、

拝観にお邪魔すると嬉しそうに

厨子の扉をあけてくれます。

口上はいつも決まっていて

「当時は誰も象を見たものが

おりませんので変な白象でございます」

デス。

ご本尊は千手菩薩さまですが、前はこの

普賢菩薩さまがご本尊だったとのこと。

この‘白い象に乗った普賢菩薩’さまも

細かい細工と彩色がほどこしてあるのですが

暗くてよく見えないのが難点です。

確認したくカタログをひっくり返すのですが、

どこにも見当たりません!



面白いもので以外と適当にご本尊が入れ

変わったり、堂から堂へとお引越しなさったりで

「なぜだかわからない」とのことで、手狭に

なったからとか、見栄えがいいからとか

なんでしょうねえ。なにせ、1250年の歴史

ですからね。



嗚呼、よく観ました。

よく歩きました。

さっ、これから手向山八幡宮から三笠山を

くだり春日大社にはいりささやきの道を

抜け、高畑へ出る予定で~す。



みなさ~ん

ついてこれますかあ?


山田ピンコ、ゴロゴロ転がって

ついてまいりますっ。

銅造仏頭(旧山田寺講堂本尊


山田エライ!

マムは奈良漬けはもう食べとうない。



奈良漬け! その1
その2・興福寺
その3・東大寺大仏殿
その4・戒壇院
その5・二月堂(観音堂)
その6・三月堂(法華堂)と四月堂(三昧堂)
その7・ささやきの古径から志賀直哉旧居
その8・奈良の町を散策
その9・夜の興福寺
その10・朝の二月堂
その11・隠れ家と猿沢の池
その12・室生寺(上)
その13・室生寺(下)
その14・薬師寺にておわかれ




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もう奈良漬けはいらんけど村上かるた




i062_02.gif  はと麦畑でつかまるのはクワガタくらい

マム:クワガタがそんなとこにおるかいな?


 
09
 
二月堂より暮れゆく奈良を眺む



興福寺 の 山田さあぁぁん!

よかったねぇ。

「泉ピンコに似てますね」

って、コメントいただいちゃった。

今日から山田さんも全国区。

銅造仏頭(旧山田寺講堂本尊

ハイハイ、「山田寺講堂本尊の銅造仏頭」でございます。

困ります。山田ピンコなんて。

それにあたくしは婦女子でしたっけ?

でも、阿修羅さんばかり有名でみんなひがんで

おりますので、全国区になれて嬉しい・・・かも。

なんて言ってはおれません。

さっさ、はようお行きなさいませ、法華堂も

三昧堂も5時で閉館ですよ。

ついでに拝観料は戒壇院と同じ500円でっすっ!



ひゃあ、いそがなくっちゃ。

戒壇院から大仏殿の裏を通っていきましょう。



戒壇院より二月堂へ


大仏殿裏


二月堂へ


若草山を背後にもつ広大な敷地の東大寺は

いたるところに道筋がついています。

どこにいくにも何通りもの行きかたがあり

それだけで楽しい散策となります。

緑の木々の合間から大仏殿の大伽藍が見えたり

地蔵尊が奉られたりお社があったりと

飽きることはありません。



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犬も平気で入れちゃう太っ腹にマム感動!


二月堂(観音堂)
二月堂(正式名 観音堂)



松明を振りまわす「お水取り」がおこなわれる

二月堂は正式名を‘観音堂’といい数あるお堂の中で

一番の高台にあります。見上げてもステキですし

見下ろすと奈良が一望となりこれもまたステキ

です。老若男女、いっときをわすれ欄干に手を

おき思いにふける場所といってよいでしょう。

マムは欄干にもたれて「奈良にきてよかったあ」

と、いつも思います。


ボウボウと燃える松明を目にするにつけ
火事になったらどうすんの!
と、マムはいつもドキドキしています。
ホント太っ腹だわあ。




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お水取りの松明が駆けあがる階段



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どうですか?

東大寺って奥深いでしょ。

まだまだこれからですよ。

東大寺の真打がでるのはね。




奈良漬け! その1
その2・興福寺
その3・東大寺大仏殿
その4・戒壇院
その5・二月堂(観音堂)
その6・三月堂(法華堂)と四月堂(三昧堂)
その7・ささやきの古径から志賀直哉旧居
その8・奈良の町を散策
その9・夜の興福寺
その10・朝の二月堂
その11・隠れ家と猿沢の池
その12・室生寺(上)
その13・室生寺(下)
その14・薬師寺にておわかれ


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早く行かなくっちゃ!それでも村上かるたです!




i062_02.gif  のろい呪いは神経が疲れる

マム:呪いなんてそんなオトロシイこと!
 
07
 
戒壇院 前庭



こんにちは

わたくしがデカ顔の山田ですっ。

銅造仏頭(旧山田寺講堂本尊

ちがうでっしょ!

ったく、マムさんにも困ったものです。

あたくしは興福寺の宝物館におります

「旧山田寺講堂本尊の銅造仏頭」と申します。

マムさんにかかっては国宝もタジタジ。

マムさんがお好きだという

‘沙羯羅像(さからぞう)’さんも

龍神だというのに

「頭の蛇ったら巻き糞みたい」ですし

樂神の‘乾闥婆像(けんだつばぞう)’さんの

獅子の冠は「トトロの猫バスにたい」ですよ。

困ったものです、マムさんには!

あっ、失礼しました。この山田、グチが

多すぎました。ささっ、はよう戒壇院に

お行きください。四天王はみごとでございますよ。



というわけで、戒壇院へまいりましょう。

中門を出て右手斜めの丘の中腹にひっそりと

佇むのが戒壇院です。

戒壇堂が正式名で、坊様になるための

戒律をあたえられる場所と思っていただければ

よいかと思います。



戒壇院



東大寺においでになったら是非戒壇院に

お行きくださいね。


戒壇院

寄棟造の優美な屋根の質実簡素な建物は

とてもみごとです。

マム好みの建物です

このお堂のなかに

天平の傑作といわれる四天王が安置されています。

持国天、増長天、広目天、多聞天をまじかにて拝観

できます。薄暗いお堂の中、じっと目をこらして

ください。忿怒の形相やら踏みしめられる夜叉神の表情

が見てとれます。細かな細工を楽しんでくださいね。

ホラ、四天王の鎧の袖口を見て!

袖は、獅子や龍のお顔なんですよ。

そのお顔の口から腕が突き出ているのですよ。


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増長天


持国天
持国天


四天王がいかに強いかを象徴しているわけです。

すごいでしょ。日本の美の技、術、が

どれほどに輝かしかったか・・・。



これほどのお宝があるというのに

戒壇院にはあまり人がいません。

み~んな、大仏さんを見たら

それでおわりなんだものね。

まだまだ三月堂、四月堂と見所いっぱい!

「東大寺はいいよ~」なんていうと
バカにされるんだけれど、バカに
する人ほど大仏さんどまりなんだよねぇ。





東大寺 中門
中門回廊






奈良漬け! その1
その2・興福寺
その3・東大寺大仏殿
その4・戒壇院
その5・二月堂(観音堂)
その6・三月堂(法華堂)と四月堂(三昧堂)
その7・ささやきの古径から志賀直哉旧居
その8・奈良の町を散策
その9・夜の興福寺
その10・朝の二月堂
その11・隠れ家と猿沢の池
その12・室生寺(上)
その13・室生寺(下)
その14・薬師寺にておわかれ



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四天王もうんざり村上かるた




i062_02.gif  猫にジェームズ・コバーン、豚に牧伸二

マム:マム的には↑面白いです。 
 
05
 
東大寺の杜



興福寺の八部衆のことだけれど、

辺見えみりのご主人のキム兄に似た人もいるよん♪

今回八部衆のことのみのアップだけど、ここには

教科書に載っている国宝がわんさかです。

例えば、「山田くんのデカ顔」・・・これはマムの

ネーミング。どんな仏像さんかどうぞご想像くだ

さいな。教科書に載っていましたよ。

あれ、また寄り道をしてしまいました。



本筋へ。

興福寺を出てまっすぐ行って右におれると、

やっと、やっとこさ、東大寺南門が見えてきました。

早くしないと日が暮れる。

南大門の左右には運慶・快慶作の金剛力士像が

安置されています。8メートル以上はある

この像のバランスのよさはコンピューターで

設計したかのような奇跡の寄木造りですっ。

素通りするなかれ。



南大門
南大門




Dsc_00421.jpg




中門
中門




Dsc_00601.jpg




大仏殿
盧舎那仏大仏殿




Dsc_00641.jpg




大仏(盧舎那仏座像)
大仏(盧舎那仏座像)





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花台にとまる蝶
花台にとまる蝶



本尊の盧舎那仏(るしゃなぶつ)は天平のおおらかさ

そのもので「ダイジョウブ ダイジョウブ」と心悩める

者を包みこむような寛容さがあるんですよね~。

憎めない仏様って気がするのはマムだけかいな。

台座の足元にはお花をいける花台がおかれ

蝶々がとまっています。

シンプルというか大雑把というか親しみが持てて

これマムのお気にいり♪

やっぱ、こういうなにげない物にも目をとめて
ほしいな~。この集積が東大寺の奥深さなわけね




楽しそう!

とっても楽しそうに滑りおりてくる少年たちに幸あれ!

と思いつつマムは戒壇院へとまいりますぅ。



奈良漬け! その1
その2・興福寺
その3・東大寺大仏殿
その4・戒壇院
その5・二月堂(観音堂)
その6・三月堂(法華堂)と四月堂(三昧堂)
その7・ささやきの古径から志賀直哉旧居
その8・奈良の町を散策
その9・夜の興福寺
その10・朝の二月堂
その11・隠れ家と猿沢の池
その12・室生寺(上)
その13・室生寺(下)
その14・薬師寺にておわかれ





lm_05.gif

おおらかなる村上かるたねっ




i062_02.gif  濡れタオルは、尻尾じゃないぞ

マム:このイラストは本屋でのぞいて見て下さい! 
 
04
 
夜更けの興福寺 南円堂



さっ、目的の興福寺 国宝館です。

国宝館


五重塔やら東金堂(とうこんどう)には

目もくれないマムちゃんです。

今回、お会いできて嬉しかったのは

‘沙羯羅像(さからぞう) ’と、

‘乾闥婆像(けんだつばぞう)’です。


沙羯羅像(さからぞう)

‘沙羯羅像(さからぞう) ’は

八部衆「龍」に相当する神様です。

龍宮にすみ雨を呼ぶ力をもつといわれ

ています。

頭には鎌首をもたげた蛇を巻かれて

いますが、憂いをたたえたお顔は

ふっくらとした少年の面差しです。



乾闥婆像(けんだつばぞう)

乾闥婆像(けんだつばぞう)は

簫(しょう)を吹きながら神々を供養する

神といわれ頭には獅子の冠をかぶられ

目を閉じられています。

お顔はやはりふっくらとした

邪気のないものです。



八部衆の神々が一堂に会される

・・・なにを話しておられるのやら

マムは耳を傾け、目をこらして

佇みます。



インドの神々がなぜ仏教にとりいれられた

さだかではありません。

造形の完璧なこと簡素な技にして

豊なあるいは、繊細な表情は仏師の技術が

それこそ神の域に、または 仏の域に

達していたといってよいのでは

と思います。

まとわれている衣装もとても精巧にして

豪奢で当時は青 丹 の色使いも鮮やかで

あったろうと思われます。

観るもの拝むものが素直に心うばわれる

ものそれが美の技というものでしょう。

仏師も神であり仏であった時代があったの

だと思うのです。



阿修羅や五部浄像(ごぶじょうぞう)

についてはコチラをどうぞ。



興福寺
東金堂・五重塔


Dsc_00123.jpg
東金堂

マムは威風堂々とした有名な五重塔より

南円堂の裏に静かに建つ三重塔を好みます。


興福寺 三重の塔
三重塔







なんだかしっとりとした気分になっちゃいましたか?

ウフ。 八部衆の中にはおばけのQ太郎みたいなお顔の

神さんやチャラのご主人の浅野くん似の神さんも

おられるんですよ。



キャ~、いつになったら東大寺、二月堂や三月堂に

いけるのかしらあ。






奈良漬け! その1
その2・興福寺
その3・東大寺大仏殿
その4・戒壇院
その5・二月堂(観音堂)
その6・三月堂(法華堂)と四月堂(三昧堂)
その7・ささやきの古径から志賀直哉旧居
その8・奈良の町を散策
その9・夜の興福寺
その10・朝の二月堂
その11・隠れ家と猿沢の池
その12・室生寺(上)
その13・室生寺(下)
その14・薬師寺にておわかれ



lm_05.gif

今日は二度目の村上かるた




i062_02.gif  ニラレバの世界にタラレバはない

マム:眠い! 以上
 
04
 
二月堂より暮れなずむ奈良をのぞむ

皆々様

コメントありがとうございました。

ペコリ。



奈良にいってまいりました。

目的は興福寺国宝館にされている

阿修羅をはじめとする

‘乾漆八部衆立像(かんしつはちぶしゅうりゅうぞう)’

を拝観するためです。

このことに関しては「奈良のたからもの」

に記していますのでよろしければご覧くださいね。



八部衆を拝観するだけでしたら日帰りでもよかったのですが、

新幹線及び奈良行きの切符だけで31、000円!

でね、旅行社マジックでフリーツアー1泊ホテル朝食付きで

同じ値段。 そりゃあ利用しないわけないっしょ・・・。



さて、大好きな奈良での1泊2日をいかにマムが

すごしたか!・・・はじまりはじまり。

と、パキパキと行きたいのですけれど、撮った写真が

500枚。今現在、右往左往のマムです。


Dsc_00331.jpg


近鉄奈良駅を背にゆるやかな坂をあがると一体は奈良の

お山です。奈良国立博物館、興福寺、春日大社、

東大寺ともうそこいらじゅうに国宝がゴロゴロ。

そのうえ神様(日本鹿)がウロウロ。

インドにおける牛と一緒ね。



この季節、マムがすごく好きなことは

鹿の角をさわることです。

もうムツゴロ~さんになっちゃいます。


Dsc_00061.jpg


角に産毛が生えていて、まるでビロードのような

肌ざわりなんです。これをやると奈良に来たぞって

気がするんですよ。



鹿と戯れながらすすんでいくと

奈良国立博物館があらわれます。


奈良国立博物館


この建物は片山東熊(かたやまとうくま)が設計した

ものですが、彼は赤坂離宮(現・迎賓館)等もてがけて

いる偉い人なのね。

ちょっと知ってると教養あるかな?ナンテ

今回、博物館の敷地を鹿とウロウロしての発見は



Dsc_00221.jpg

なんですって! 知りませんでしたっ。

まっ、春日大社の杜を抜ければ柳生の里も

ちかいですからね・・・。



なんて歩いていると、マムの心を奪う

乾漆八部衆がおさめられている興福寺の

国宝館入り口裏手にでるわけです。


Dsc_03171.jpg






さてさて、

今日はこのあたりでご勘弁ください。

疲れちゃいました!

なんせ500枚ですから。収拾つかないマムです。



次回は

興福寺 東大寺 戒壇院

二月堂 三月堂 四月堂

神様の庭(ささやきの小径)

までいけたらいいな~。


?



これ、な~んだ!?

次回わかるかもですぅ。


Dsc_02451.jpg


奈良漬け! その1
その2・興福寺
その3・東大寺大仏殿
その4・戒壇院
その5・二月堂(観音堂)
その6・三月堂(法華堂)と四月堂(三昧堂)
その7・ささやきの古径から志賀直哉旧居
その8・奈良の町を散策
その9・夜の興福寺
その10・朝の二月堂
その11・隠れ家と猿沢の池
その12・室生寺(上)
その13・室生寺(下)
その14・薬師寺にておわかれ





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疲れても村上かるた



i062_02.gif  長いお別れ、終わらないあいさつ

マム:なにはなくとも奈良漬け
 
01
 

青丹よし 



奈良へ行ってきます。



以上 お知らせまで

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リュックに本をいれて、ひとりテクテクお仏像巡りをしている時が一番幸せです。
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