カバ屋印 マムの素 

 
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六波羅蜜寺 平清盛坐像
                              平清盛坐像 六波羅蜜寺





                    本日不覚にも落涙
                    面白かった。。。

                    かえすがえすも前半の
                    自分探し編が
                    冗長だったのが悔やまれる!

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2011年04月04日_DSC_0740
posted by(C)poco



満開の桜の花の美しさに似ているとまで
例えられた滋子、のち建春門院が
いくらなんでも、悲しすぎます。

あれでは、上野樹理ちゃん演ずる「お江」、
もとい「のだめ」にしかうつらず
かえすがえす残念です。

NHKはお江で大失敗をやらかしたのに
なぜまた同じ轍を踏むのか理解に苦しむ
マム号です。


後白河院は
平家滅亡後、台頭した源頼朝をもってしても
「日本一の大天狗」といわしめた
老獪で癖のある大政治家です。
この
今様(流行歌)好きの元祖かぶきもの(←マムの私見)
の後白河院が寵愛した女性として滋子は
とても重要な役どころです。

「幼い頃から輝くように美しい「王朝文学のお姫様」
だからこそ、激動の平安末期から鎌倉時代の夜明けまでを
失脚もせず生きた上皇は文句なしに寵愛したのじゃないかしらん。

その姫君を、縮れ毛にしたり「アカンべー」をさせたりとは
笑止千万かたはらいたし、です。

  NHK側は上皇の変わり者ぶりをきわだたせるために
  寵愛した姫君を縮れ毛のおきゃんな姫に演出したといいますが。
 

この姫君、清盛の義妹建春門院が寵愛されたからこそ
上皇は平清盛に対しての嫉妬のようなものをいっときの
あいだ棚上げします。
が、
建春門院の死後、後白河院は清盛に対しての
悪意を抑えることができなくなり、
平家は滅亡の道をたどっていくのです。

滋子、建春門院はとても重要な役のはずなのですが・・・。


納得いかないマム号です。

                   特筆すべきは後白河院の姉、上西門院統子(愛原実花)が
                   とても存在感があること。
                   ゆったりとした間のあるせりふまわしと、声のきれいさ。
                   いかにも王朝絵巻の姫君です。
                   宝塚のトップスターさんだったそうですね。
                   調べたら、つかこうへいの娘さんでした。



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義経が兄頼朝の追ってを逃れて分け入った吉野の山posted by(C)poco




マム版の出演者発表です 笑

総入れ替えを条件としました。

白河院の伊東四郎さんや後白河院の
松田翔太くん、信西の阿部サダヲさんに
ブ~塚ちゃんに松雪さんはそのままに
したかったのですがっ、涙を飲んで
総とっかえデス。


  役名    新・平家物語(1972年)/   平清盛(2012年)/ マム版 平清盛
---------------------------------------------------------------------------
平清盛    仲代達矢(当時39歳)    松山ケンイチ(27歳)    浅野 忠信(39歳)  
平時子    中村玉緒(32)        深田恭子(29)         寺島しのぶ(40)
平時忠    山崎 努(35)         森田 剛(33)         渡部篤郎(44)  
源義朝    木村 功(49)        玉木 宏(32)          長瀬 智也(34)
源頼朝    高橋幸治(37)        岡田将生(22)         池内博之(36)
常盤御前   若尾文子(38)        武井 咲(18)        宮沢リエ (39)
信西     小沢栄太郎(63)       阿部サダヲ(42)       高嶋政宏(47)
祇園女御   新珠三千代(42)       松田聖子(50)       松たかこ(35)
白河院    滝沢 修(61)        伊東四朗(76)         篠井英介(54)
後白河院    〃   二役        松田翔太(26)         野村萬斎(46)
崇徳院    田村正和(28)        井浦 新(37)        稲垣 吾郎(39) 
待賢門院   久我美子(41)       檀 れい(40)         葉月 里緒奈(37)
美福門院   小山明子(37)       松雪泰子(39)        稲森いずみ(40)
藤原頼長   成田三樹夫(37)      山本耕史(35)        及川 光博(43)
藤原信頼   亀石征一郎(33)     塚っちゃん(40)        野間口徹(39)


どうでしょうか?


清盛役の松ケンは現代劇でこそ真価がとわれる人だなあとシミジミ。
スケールの大きな時代劇はあわないなあ。
 ってことで、茫洋あるいは面妖な浅野くんに決定。

時子役の寺島しのぶさんは、すんなりと決まりました。
 時子の雰囲気ははしっかりものじゃなくては!
 壇ノ浦では、安徳帝に「浪の下にも都の候ぞ」と言い聞かせ、
 幼帝を抱いて海中に身を投じた女性なのですから、
 気丈じゃなくっちゃあ。

義弟の時忠は「平家に非ずんば人に非ず」とのたもうお方。
 いかにも切れ者風に渡部篤郎くんなら演じてくれそう。

義朝役には長瀬くん。少し痩せていただきます。
 清盛役の浅野くんと好一対!

頼朝は美男だったといわれているうえ、狡猾で無慈悲とのこと。
 ギラギラした 池内博之くんはぴったし。

薄幸の常磐御前にはこの人でしょう。
 宮沢りえちゃん!

信西役を決めるのが一番時間かかりましたが、適役みっけ。
 高嶋兄です。スキンヘッドに眼光鋭い風体。ぴったり。
 信西は、がたいが大きく目つきがきつい人物だったとのこと。
 高嶋兄は時代劇の立居振舞いがきれいなのですよ~。

祇園女御はどっちにしようかなあぁ???と迷いましたが、
 ま逆の松さんです。その逆の女性は小池栄子ちゃん。
 今も栄子ちゃんのほうがよかったかなあと思ってます。

白河院には悩みました!だって伊東四郎さんの怪演は見事でしたもの。
滝沢修が正統な白河院だったら伊東さんは異端の白河院ね。
 で、考えました。美輪明宏さんはどうだ!っと。
 が、彼が出てくると黒蜥蜴になっちゃうので
 篠井英介さんに怪演を。

後白河院も困りました。翔太くんのノンシャランぶりは喝采ものだから。
 天上人の雰囲気があって、策士の風格があって、つかみどころがない
 男性・・・。萬斎でしょう。

崇徳院は悲劇の帝。
 即、吾郎ちゃんが浮かびました。でも井浦君は適役ですよね。

待賢門院は浮世離れした美しい女性。
 羽田美智子か涼風真世と悩んだのですが、真世さんの方が
 きれいかなあ・・・ってことで葉月里緒奈決定。
 オイオイ 笑

美福門院は王家(笑)を手玉にとるきつい美しさをもった女性。
 松雪さんはぴったりなんだけど…稲森いずみちゃんってことで。

頼長は悪左府といわれた切れ者で心の狭い人。
 ここは及川王子にピシっと決めてもらいませう。

信頼は「とりえのない男」と記されているお方。
 塚ちゃんが笑えておしいのですが、ナヨお公家にぴったしで
 惟方役で現在大河出演中のサラリーマンneoの野間口徹で。

 
                     
                             なにを必死に忙しい合間を縫ってやって
                             おるのやらと我ながら呆れておる
                             次第でおりぬるやわかそけき    笑




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NHK大河ドラマ総集編 新・平家物語(DVD)


マム号につられてdeco7ちゃんも
のってきました。



前回「NHK大河ドラマ 平清盛 その3」

deco7ちゃんのコメントはマムひとりじめは
もったいなくて・・・。
ってことで、
deco7ちゃんの許可も得ず堂々とここに発表です。



以下はdeco7ちゃんが調べてくれた

出演者年齢比較表っ

 役名    新・平家物語(1972年)/   平清盛(2012年)/ あなた版 演者は? 
---------------------------------------------------------------------------
平清盛    仲代達矢(当時39歳)    松山ケンイチ(27歳)
平時子    中村玉緒(32)        深田恭子(29)
平時忠    山崎 努(35)         森田 剛(33)
源義朝    木村 功(49)        玉木 宏(32)
源頼朝    高橋幸治(37)        岡田将生(22)
常盤御前   若尾文子(38)        武井 咲(18)
信西     小沢栄太郎(63)       阿部サダヲ(42)
祇園女御   新珠三千代(42)       松田聖子(50)
白河院    滝沢 修(61)        伊東四朗(76)
後白河院    〃   二役        松田翔太(26)
崇徳院    田村正和(28)        井浦 新(37) 
待賢門院   久我美子(41)       檀 れい(40)
美福門院   小山明子(37)       松雪泰子(39)
藤原頼長   成田三樹夫(37)      山本耕史(35)
藤原信頼   亀石征一郎(33)     塚っちゃん(40)
 


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deco7ちゃん いい仕事しています。

なにに驚いたかって、
先ず
祇園女御の 松田聖子ちゃんが50才。
で、40年前の
大河ドラマ新・平家物語の祇園女御役の
新珠三千代さんが聖子ちゃんより8才も年下
だったとは!
それに
清盛の義弟の時忠役の森田剛志君と
40年前の時忠役の山崎努さんが
そう年がかわらないということ!

ハ~



さあて、
あなたならば、誰に演じてもらいますか!?

こんなことを考えながら大河ドラマ平清盛を見るのも
一興でしょ!


                                40年前の新・平家物語知ってる人って
                                少ないよね。
                                フ

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2010年04月04日蓮華王院三十三間堂_DSC_1360
清盛が寄進した蓮華王院三十三間堂posted by(C)poco



どうしてもNHKは
ホントはね本当は

「清盛と義朝は友情で結ばれていたんだよ。
でもね、でも歴史がそれをゆるさなかった!」

ってことにしたいわけです。

第28回(7.8)放送の最後のあざといこと。
ああいうことをするから、
鼻白みチャンネルをかえちゃうんだよなあ。



平治の乱の火ぶたが落とされて
あっという間に源氏は敗者となり
棟梁の源義朝(玉木くん)は遁走します。
それを見た御大将の清盛は
勝者といえ3000あまりの兵をほっぽって
ひとり義朝を追いかけます。

そんなバナナ!

まあ、ドラマですからそこはゆずりましょう。

ところが追いつくや、死闘が繰り広げられ
清盛が優勢となり、
とどめを刺す機会がありながら
わざとはずず!

そのうえ、
清盛ったら、義朝に背をむけて座って
語ってる!

オイオイ「青春とはなんだ」じゃないだろ!


敵方に背をむけるなんていくら
ドラマでも考えられない。
絶対にしてはならないことです。
時代考証の係の方はなんとも思われなんだか!?


麗しき友情であ~る。


だけど、こういうのを延々とやられると
ドラマは史実と違うと思っていても
この時代に興味がある人間は
嫌気がさしてしまいます。

で、
なぜ第1回から見ていたにもかかわらず
途中から見なくなったかといいますと、

一番の理由は
延々と「わたしはいったいなにものぞ」と
自分探しに土の上を転がりまわる
清盛にうんざりしたんです。
加えて
中井貴一パパのあまりによきパパぶりにも
現代でもおらんだろうがそんなパパ的がっかりさ。


NHKはどうしても
「いい人男女不揃いのリンゴ編的平清盛群像」

やりたいんですよね~。



ツマラン。


仁和寺金堂
白河院が平治の乱の際に身を寄せた仁和寺、金堂の飾り金具posted by(C)poco



さて、
次回の題名がまた情けない!

「友の子、友の妻」

である。
こんなセンスのないタイトルもいまどき
珍しい。

これに「嗚呼 同期の桜」をつけたらどうである?



「友の子、友の妻、嗚呼 同期の桜」。


多分これは源義朝の愛妾、常磐御前と牛若のことだろう。
またも友達、清盛いい人作戦である。
清盛は常磐御前を自分の愛妾にするのだけど、
こんなこと
勝者には日常茶飯事。
だけど、
NHKは
なんとか穏便に
なんとか美談に
したてあげたいわけで、「友の子、友の妻」である。


2010年08月16日_DSC_0483六波羅密寺
六波羅密寺posted by(C)poco



さて、
今までは長~い前振りで
閑話休題。


マム号ゆいたいのはここからである。



常磐御前!
それは京都一の美しい女性(にょしょう)と
いわれておりました。

マム若かりし頃の
NHK大河ドラマ「平家物語」では
この常磐御前の役は

若尾文子さんでした。

きれいでしたよ~。
これぞ常磐御前。

「こんなきれいな女性が義朝の愛妾とは!
俺の女にしてやれ」
そう思っても無理はない、
説得力ある
若尾文子常磐御前のきれいさです。

それに比べて建春門院の成海さん同様
隣のお姉さんとしてはきれいだけどね・・・の、
武井咲ちゃんが常磐御前とは。

こりゃあ、友情にもっていかないと説得力ないですね。

当節、はっとするくらい美しい女優さんは
日本にはいないのかしらと嘆いちゃいます。


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NHK大河ドラマ総集編DVDシリーズ 新・平家物語



1972年(昭和47年)に放映された
この「新・平家物語」の
出演者の凄いこと!

清盛は仲代達矢 さんでした。
清盛の義弟の時忠には山崎努さん。

実はマム号は当時、山崎努さんの大ファンで
この平家物語は食い入るようにみておったのです。
とにかく
皆さんの演技がうまい!

清盛のお弟役は皆さん重厚な方がたでした。
現清盛の弟たちのなよっちいこと。

古谷一行
山本学
中尾彬
原田大二郎らが
弟です。

かたや源氏は
義朝には木村功
頼朝 高橋幸治

学芸会にあらず。

信西 小沢栄太郎
白河院 滝沢修
待賢門院 久我美子
美福門院 小山明子
崇徳院 田村正和

藤原頼長(山本耕史君役)は成田三樹夫
父親の忠実はなんと森雅之!

泉下に入られた方が多いけど
すごい役者さんたちです。
ため息!


うわっついた演技をする人はいませんでした。
郷ひろみがこれでデビューしたのも有名ですが・・・。

つらつら書いておるうちに
マム!思いだしました。


マム号の年の離れた従弟が
生まれたばかりの牛若の役でこのドラマに出たんです!


赤ちゃんを貸してくれるところがないので頼まれての
出演ですが、泣き通しで、音声はかえてありましたが
その赤ちゃん(マム従弟)の口元を見ると
ママーママーと泣き叫んでるのがわかりました。

いや~、期せずして思いだして懐かしや。



この新平家の脚本は誰あろう
平岩弓枝さんです。

なにからなにまで豪華です。
NHKは
こういう布陣をそろえることができるのだから
世の中に迎合せずに
納得のいくドラマをとことん作って欲しいものです。


突っ込みどころ満載で、
稚拙なところが多いドラマですが、
面白いドラマには間違いありません。



                            次回は義朝が裏切りにあい死ぬわけですが、
                            NHKのウェブを見ますと自害するとあります。
                            が、
                            ここは言い伝え通り
                            湯殿で丸腰のところを組み伏せられて
                            刺殺されるという演出にして欲しかったです。
                            余談ですが、
                            裏切ったのは従者正清の舅。
                            後に
                            頼朝に
                            板に逆さ磔にされて生木で打ち殺されるという
                            最期を迎えます。
                                        因果応報ですね。



en1  en1

この項を書くにあたって間違ってはいけないと思い
NHKのウェブで8日のあらすじを確認したら・・・!
なんと、違っていました。

マム号は源義朝は敗戦色濃い中、
いちの従者の正清に逃げることを
すすめられて、あとで落ちあうことを
約束して遁走したと・・・見たのですが、

やがて平氏軍の放った何千本もの矢に源氏勢は次々と倒れていく。
見かねた義朝は、清盛との一騎打ちを望み、清盛を河原へと誘う。


だそうです。
さてはて???


・NHK平清盛 ウェブ はコチラです。
・1972年新平家物語に関してはコチラをご覧ください。


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般若寺
奈良坂 般若寺posted by(C)poco



山本耕史演ずる悪左府、藤原頼長
は、保元の乱の首謀者として負け落ちのびる途中、
流れ矢が首にささるうえ、父親である忠実に見捨てられてて
非業の死をとげます。
その場所は大和国般若野。
現在の奈良市内の奈良坂あたりになります。
その骸は、奈良坂の般若寺に葬られますが
当然、あばかれて検死されます。


さて、この清盛を最初みたとき「???」と思ったのは
「王家」という言葉が出てきたことです。
これは多くの方がそうであったらしく
随分話題になりましたが、
王家という名詞はこの時代なかったろうなあと思ってます。
もし
あったならば、
あの膨大な言葉で紡がれた源氏物語にこの名詞が出てこないはずは
ありませんもの。

  文書(もんじょ)にでてくるらしいのですが、
  「一般に使われた名詞」としては普及してい
  いなかったと思うのですが。


まっ、「お江」では、あの頃神格化されていたほどの織田信長に
平気で意見するなんて演出がまかり通ったことを考えたら・・・
しかたないねえと思います。


が、

マム号、ひとつだけ「違う」と声を大にしていいたいのが
後白河天皇の女御、建春門院
です。
建春門院は後白河天皇が寵愛したそれはそれは美しかった女御と
言われています。

その美しさを井上靖は後白河院の2章の中で

「ちらっとお見かけしたお顔の美しさは終生忘れられぬものでございます。
世の中にはこのような美しい方もあるものかと、ただそのような思いの中に
我を忘れていたのでございます」

「神さまや仏さまが女人の美しさはこのようなものであろうかと、
あれこれお考えになった末にお造りになったのが他ならぬ女院というお方であると、
こうとでも申し上げるほか仕方がないと存じます」

と、表現しています。

私は、どんなに美しい女優さんがでてくるのだろうと
大いに期待していましたっ。

すると

それはいくらなんでも思いつきがひどすぎるでしょう!

満開の桜の花の美しさに似ているとまで
例えられた女院が、、、。

なんと、
天然パーマ!

これはショックでした。

これはいくらなんでも奇をてらいすぎです。
NHKはこの件につき解説しています。

「当時の上級貴族たちの美の基準を超えたところに、
後白河の美の基準はあったと思う。」


と、いわれてもなあ・・・。

当時の美の基準の絶対条件の一つは
濡れたような長い髪の毛。

当時も、天然パーマの女子は現在同様いたわけだけれど
もし上級の家の子女にそういう子がうまれたとしたら
「王家」に入ることなど先ずは無理な話。

こういう強引なキャラクター作りが
足をひっぱっちゃうんですよねえ。

それに、この女優さんには申し訳ないけど、
「お隣のお姉さん」としてはきれいだけど・・・。

「世の中にはこのような美しい方もあるものか」と
いわしめた女院のお役としてはあまりに不足・・・。
ごめん、成海 璃子ちゃん。


この建春門院に関してはマム号一歩たりとも
あとへはひけませぬ。





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04
 
六波羅蜜寺 平清盛坐像
六波羅蜜寺収蔵 平清盛坐像



大河ドラマの「平清盛」の評判がえらく悪くて
心を痛めておるマム号です。

評判を落としてしまったわけはわかるのだけど、
声高に「あれはつまらない」と言っている人たちが
実はあまり見ていない人たちのようで
それが、この国の人々の悪いところで悲しい。


実はこの清盛、第1回は非常に期待を込めて見ました。
というのは、
平氏と源氏に興味があったからね。
して、見ましたよ。

伊東四郎の重厚なる怪演にため息。
これは面白いドラマになりそうだわいと
膝を打ちました。
まさにもののけそのもの
ただ、
松田聖子
これが下手でまるで学芸会。
本当に残念なる人選。
それでも
伊東四郎みたさに
2回3回と見たのだけれど、
回をおうごとに骨太の歴史ドラマにちっぽけな
情に訴えるシーンがとても多く出て来て
それが
せっかくの平安末期の魑魅魍魎が跋扈した時代を
とてもちっさ~くしてしまい
回を経るほどにつまらなくなってしまいました。

また、役者としてとてもいい演技をする人がいる半面
重要な役なのに怒鳴るばかりでその上、やすし師匠のような
今現代の大阪弁をしゃべりまくる薄っぺらな加藤浩次の兎丸
などにうんざりです。当然聖子ちゃんにも。

そしてこのマム号も脱落。

が、
美福門院信西、保元の乱・平治の乱に興味のあるマムは
またもテレビの前にもどりました。

まあ、そしたら面白いこと。
へたれな貴族の右往左往ぶり、
源義朝(玉木宏)が狂気へ走って行く様子、
信西のあわれなる最後。
いや~、見ごたえありです。

後白河天皇(松田翔太)がまたひと癖もふた癖も
ある天皇役を見事に演じています。
後白河天皇は、天皇、上皇、法皇となり、
藤原摂関家、平氏、源氏の間にあって何度も
幽閉されながらも流刑にもあわず
院生を30年以上もとった軟弱そうでいて
とんだつわものです。
これを翔太くんは上手にノンシャランと化けて
みせてくれます。

あと笑えるのが、
翔太君の後白河にいつも連れ添っている
ブーちゃん貴族
間宮兄弟でもてないブーちゃん弟役だった塚ちゃんが
なりきってます。
役名は藤原信頼。

このブーちゃん信頼は史実では
「器量も悪いし、頭も悪いのになぜか後白河上皇に寵愛
されている」と
あるんです。
誰がなるのかなあと思っていたら塚ちゃんでした!


この信頼は一説には後白河の男色のお相手だった。
らしい。
なるほどなるほど。

この時代、貴族の男色はまったく問題なく、
山本耕史が演じていた悪左府、藤原頼長
(この人の死に方、よかったですねえ)などは
よりどりみどりで、あの貴族この貴族と交わったと
自分の日記に克明に記しています。
このように殿方と交わって権力を堅固にしていったわけです。

来週は、玉木くん演じる義朝が平氏に敗れ湯殿で味方(と思っていた)
に暗殺されるシーンがあるのかしら?


塚ちゃん演じるブー藤原信頼も勿論斬首されます。


さて、平氏と源氏ですが
巷では平家はえらく悪者よばわりされていますが、
このごろの史実研究では、
その逆。

平清盛は非常に温厚で学識豊かだったといいます。


2010年08月16日_DSC_0491六波羅密寺
2010年08月16日六波羅密寺posted by(C)poco


「平家に非ずんば人に非ず」と清盛が言ったように
私たちは思っていますが、
これは清盛の妻の時子の弟の時忠が言った言葉です。
このような専横な言葉が清盛の言葉として伝わり
血も涙もないような人物像が出来上がっていますが、
源義朝・頼朝親子および源氏側に、この
「血も涙もない」という言葉はあてはまるようです。

頼朝は自分より強くなりそうな者は
一族であろうが弟であろうが皆殺しにしていきます。
かたや
平氏は一族を大切にし結束をかためていきます。

東国の出身の源氏は勝つためには手段は選ばず
敵は皆殺しにしたようですし、
当時の戦場におけるルールも全く無視しています。
その典型的な例が
壇ノ浦の戦いです。

壇ノ浦の戦いは西国出身の平家が長けている海上戦でしたが
その海上戦の掟、
それは
「船の漕ぎ手を矢で射てはならぬ」でした。
平家はそれを守り
源氏はそのルールを知ってか知らいでか
無視して、漕ぎ手を矢で射ぬいて勝鬨をあげたのでした。


これにより源氏の鎌倉時代となるのですが、
情に厚かった平清盛が、平治の乱で源氏に勝利した時に
義朝の子、源頼朝を幼いという理由で殺さずに伊豆に
流刑したことが一番の敗因でしょう。

源氏は大将の子を殺さないということはありえません。

もし、
清盛が頼朝を斬首していたならば
鎌倉時代は存在しませんし、江戸時代もなかったでしょうし
日本の歴史は大きく変わっていたでしょう。


NHKの大河ドラマから話しが長引いてしまいましたが
歴史を知るということは、とっても面白いものです。
大河ドラマがとっかかりになって
歴史の勉強をするのはどうですか?
(ドラマはドラマだから史実だと鼻っから信じてはいけません)。



トップの画像は平清盛です。
この彫像は気持悪い。
いかにも、世間でいわれている悪辣な清盛っぽい。
ですが、
この彫像ですが、きれいに彩色が保存されていたら
どういうお顔だったのでしょう。
そう、気味悪いわけではなかろうと思われます。

このようなお像もあって益々、相国入道清盛は
極悪非道化されていったのでしょうね。



                         来週の平清盛が楽しみですが、
                         またぞろ聖子ちゃんが出てくるように
                         なるかと思うと
                         またも
                         テレビの前から離れるやも知れぬ
                         マム号です。



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*NHK平清盛の詳細はコチラをごらんください。
*平清盛相関図はコチラをごらんください。


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